はじめまして！としやです。今回は雷撃#3でBest32という自分としては出来すぎなくらいの結果を残せたこともありこうして構築記事とオフレポを書くことにしました。拙文ではありますがどうぞ最後までお付き合いください。
自己紹介
自分のブログで記事を書くのも初めてなため、簡単に自己紹介させていただきます。普段は名古屋大学のポケモンサークル、名大ポケモン研究所に所属してシングルバトルを中心にポケモンカードとユナイトも少しだけやってます。最高レートは1941(s4)でレート2000を目標にランクバトルをしています。以後お見知りおきください。
構築経緯
この環境では明らかに接地しているポケモンが多くどくびしの通りがいいこと、また浮いているポケモンも物理方面に厚い型が減少傾向であることからステルスロック+一撃ウーラオスが通せそうだと考え、キラフロル+ウーラオスから構築を組み始めました。
この2体にステルスロックからエースになれるスケショカイリュー、どくびしと相性がいいみがわりを自然と採用できるテツノツツミ、キラフロルが初手から出しにくそうなときに仕事ができそうなHB炎オーガポン、ここまでであまりにも重たそうな受け構築を破壊できそうなラティアスを加えて(雷撃#3の前日に)構築が完成しました。
個体紹介
キラフロル
特性: どくげしょう
性格: ずぶとい
持ち物: レッドカード
テラスタイプ: くさ
実数値: 190(252)-×-156(252+)-150-101-107(4)
技: エナジーボール キラースピン ステルスロック こらえる
調整: 物理技を受けて流したいことのほうが多いためHB特化
ほとんどの試合で選出しました。
このパーティは全体的にテラスタルへの依存度がそこまで高くないため不利対面を作っても初手テラスすればいいくらいの気持ちで初手投げすることもありました。こらえるはパワージェムと当日の朝まで迷っていましたがレッドカードを発動させるためや毒ダメージ稼ぎに優秀であったためこれで正解だったと思います。
HB特化したキラフロルは想像以上に堅く、確実に仕事をしてくれました。
持ち物はタスキがウーラオスに取られており、チョッキやスカーフは構築コンセプトに合わないため半ば消去法でのレッドカードです。レッドカードは優秀なアイテムでしたが自分が使い慣れていないのもあり、初手のハバタクカミをレッドカードで流したらトドロクツキが出てきてあいでの技構成次第でゲームセットになるところもあるなど難しいアイテムだと感じました。
ウーラオス(一撃)
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
持ち物: きあいのタスキ
テラスタイプ: ゴースト
技: あんこくきょうだ ドレインパンチ ふいうち つるぎのまい
実数値: 175-200(252+)-121(4)-×-80-149(252)
調整: 火力重視でA特化
ごくふつうの悪ウーラオス。対面性能が高く腐りにくかったため選出率は高かったです。様子見の変化技にリスクをつけられるどくびしのおかげでふいうち択がかなり楽になりました。テラスはしんそく意識のゴーストでしたがステロ+テラス強打でH振りくらいのカイリューが飛ばせる悪でもよかったかもしれません。
カイリュー
特性: マルチスケイル
性格: ようき
持ち物: イカサマダイス
テラスタイプ: はがね
技: スケイルショット アイアンヘッド けたぐり りゅうのまい
実数値: 167(4)-186(252)-115-×-120-145(252+)
調整: ハバタクカミやテツノツツミをS+1で抜けるよう最速
ダイスカイリューは意地が多い印象ですがこの構築ではキラフロルがブエナカミを流しやすく、1舞で確実に上を取るメリットが大きいと感じたため最速での採用です。
技は役割上スケショ、アイヘ、竜舞は確定ですが@1にけたぐりはかなり諸説でした。ガチグマにまったく当たらずむしろサーフゴーに打点がないせいで出せないことのほうが辛かったので地震でもいいかもしれません。僕のカイリューだけ技8個くらい使わせてください。
テツノツツミ
特性: クォークチャージ
性格: おくびょう
持ち物: ブーストエナジー
テラスタイプ: ゴースト
実数値: 131-×-135(4)-176-(252)-80-206(252+)
調整: ぶっぱ
ごくふつうのテツノツツミ。どくびしと相性がいいので雑に採用しましたがかなり活躍してくれました。
オーガポン(かまどのめん)
特性: かたやぶり→おもかげやどし
性格: いじっぱり
持ち物: かまどのめん
テラスタイプ: ほのお
技: ツタこんぼう パワーウィップ じゃれつく がんせきふうじ
実数値: 183(220)-165(76+)-124(156)-×-117(4)-137(52)
調整: H-B パングロウーラオスの水テラ連打99.8%耐え
S 準速サーフゴー抜き
スタンパに初手投げしやすいHBオーガポン。草技はウーラオスをワンパンするためパワーウィップを採用しました。ただ、メジャーな型を普通に運用したためか初手投げした試合はすべてハバタクカミに返り討ちにされました。役割がやや迷子なためちがうポケモンの採用を検討したほうがよかったかもしれません。
ラティアス
特性: ふゆう
性格: おくびょう
持ち物: おんみつマント
テラスタイプ: どく
技: サイコショック みわくのボイス めいそう じこさいせい
実数値: 187(252)-×-124(108)-130-150-163(148+)
調整: 準速オーガポン抜き
受け寄りなサイクル構築を破壊する地雷枠兼ガチグマやウーラオスの選出抑制枠です。交換際に毒をもらったりしなければラウドボーン以外のおおよその受けポケモンを破壊できます。ラウドボーンをあまり出してほしくないことを考えると炎オーガポンの枠は別のポケモンでよかったかもしれません。
持ち物がおんみつマントでキョジオーンに強そうな雰囲気を醸し出していますが、普通に取り巻きに負けるため別にキョジオーンに強くはないです。雷撃#3では一度だけとても強い受けループ使いの方とマッチングし、イージーウィンをとってくれました。
基本選出
基本的には
のつもりでしたが雷撃#3の前日に完成した構築なこともあり当日はけっこう基本選出を無視した出し方をしていました。
雷撃#3のオフレポ
さて、ここからは本題の雷撃#3のオフレポになります。この先はここまで以上にまとまりのない随筆のようなものになることが予測されますので興味のある方だけ読んでいただければ結構です。構築の使用感など役に立つ話は特に出てきません。それでは、どうぞ。
~会場到着まで
雷撃#3は埼玉県の彩の国すこやかプラザで行われました。自分は名古屋市在住なため当日4時起きして始発の新幹線(6:29発)に乗って受付開始時間に間に合わないくらいに到着しました。結構ギリギリですね。ちなみに偉そうに構築経緯を語っておきながらこの時点であまりしっくりきておらず、持って行く候補になりうるレンタルチームを5コくらい用意してました…
対戦
まず会場に着いて思ったことは「めちゃくちゃ広い！」でした。最大256人規模のオフということもあり対戦卓を探すのも一苦労といった感じでした。対戦中は皆さん気さくに話しかけてくださり、コミュ障の自分にとってはとてもありがたかったです。この記事を読んでくださった皆さんも話しかけていただけるととても喜びます。
雷撃#3の予選は7戦を5-2で抜け確定なのですが、自分はこのような大型のオフに慣れていないこともあり4-1でリーチがかかってからは気が気ではありませんでした。ちなみにポケモンカードのCL(チャンピオンズリーグ)ではスイスドローで12-2がトナメの最低ラインらしいですね…競技は違いますが5-2でもキツかった身からすると想像もつかない世界です。話を戻して自分は4-1から一つ負けてしまったものの、予選最終戦を相当怪しい択を通しながら運良く勝つことができ本戦に駒を進めることができました。
本戦は相手のミスに助けられながら初戦は勝利したものの2回戦で敗北。周りの方々と自分との実力差を思い知らされました。
その後は配信卓の観戦をしていましたがどの試合も盛り上がりましたね。準決勝からは実況解説が会場にも付いたのですがすごく上手でとても盛り上がっていました。そういえば雷撃は配信のための設備がとてつもなく充実していましたが(配信専用のマイク、実況解説席を照らす照明、配信卓をほかのプレイヤーに見えないようにするためのパーテーション(雷撃のロゴ入り)など)いったいあれはどこから出てきたのでしょうか…？個人所有のものとは思えないくらい豪華でした。
最後に
今回の雷撃#3とても楽しかったです！対戦してくださった皆さん、そしてなによりスタッフの皆さん楽しい時間を本当にありがとうございました！僕は今後もあちこちのオフに参加しようと思うので見かけたら声をかけてくれると嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました！
おまけ
新幹線の中で没になった構築たちを供養しておきます。
蒼炎で使った構築の改良版。ドリュウズを救うことはできなかった。
ラティハッサムのラティオス鋼テラスじゃない説をベースに組んだ。あまり手になじまなかった。
普通のディンカイサフゴ。面白くなかったため没。雷撃の2日前くらいまでこれでいく予定だった。
ぺやっｗｗｗヤーティ神のご加護で絶対勝利以外ありえないｗｗｗ真面目な話をすると環境初期はメタ対象が多く、型も固まっていないためヤーティを運用するのは困難ですなｗｗｗ
